2009年 04月 23日
肘より やや下くらいの袖丈 七部袖(七分袖?) よりも 若干短い 中途半端な袖丈のシャツに 心引かれる。 半袖シャツが どうにも苦手で 過去何枚か所有したんだけど 結局今となってはクローゼットに1枚も残らなかった。 半袖の場合 袖口巾が異常に気になる。 広すぎると 『やんちゃ』なイメージだし 細いと無理やりに『マッチョ』を演出しているように思える。 実際 どう見てもマッチョなどではなく ヒョロ~っとした 細い腕が2本ぶら下がる この体に対して 半袖、特にシャツに限っては 似合ったためしがないように思う。 それに、例えば BDとか トラッドなシャツを半袖にした場合の『可愛らしさ』も 残らなかった要因の一つ。 ハワイアンとか オープンカラーのそれなら 許せるのだけれど・・・・・・。 そういった ある種のストレスから 生まれたアイディア。 七部~八部なら 長袖を巻くって着るし、そうでなく 何かしら 『余裕』を感じられる袖丈の物。 僕のような コンプレックスをお持ちの方は勿論、そうで無い方にも 一度試していただきたい一枚。 ショートパンツをあわせても、やんちゃすぎない仕上がりにまとまるし 少し捲くられた袖口に 『タフ』なボトムスがほど良く ハマる か どうか ご試着の際は 是非ご確認を。 *↑の写真内で price:8400yenとなっておりますが 正しくは14,700円です。お詫びして訂正いたします ■trim HALF SLEEVE SHIRT 09■ Size:S/M/L Price:14,700yen 1900年代初頭。 イカ胸 剣先の開きが殆ど無い『ちび襟』。広めの前たて巾 ポルカドット ヨーク無し 胸当てズボンの日焼け後 ナドナド・・・・・ イメージとして 連想されるそういったパーツ。 ワークウエアとして 今も尚『ツボ』な素材感である ハリがありその後の面構えも良い素材 や 目に覚えのあるディティール。 そういったものが 生まれる前の ワーカーズ達が着ていた シャツは おおよそ写真で見る限り 『力仕事』に耐えうるタフな素材ではなかった。 多分。 そういった素材や そういった作り デザインが 当たり前だったんでしょう。 今見ると、そのバランスが とても新鮮。 今回のシャツの イメージとして 過酷な労働により 汗ばんだ胸元は その汗により生地が弱り 襟元が擦り切れ まともにボタンもついておらず 元の色は到底判断できないほど 変色している。 炎天下の中 袖は終始捲くられた状態で 作業される為 肘よりやや下の辺りが 擦り切れ 肘辺りは透けるほど薄くなっている。 そういった当時の衣類を 繕った一枚。 そんな 感じだった? 台襟の 低いこのシャツは 個人的には カットソーのような感覚で着ていただきたい。 例えばヘンリーネックの アンダーウエアのような感じに近い 『感じ』で。 今回 とても 涼しげであり 表情のある素材を 2色後用意。 綿麻ヘリンボーン:ナチュラル 綿麻ヘリンボーン:ブルー それぞれ イカ胸部分は別素材が組み合わされます。 ナチュラル×綿麻。ほど良いスラブ感でシャリ感のある素材。 ブルー×綿麻ストライプ。見た目の感じより 触れると柔らか感じだと思う。ワークテイストな細ストライプがツボでしょう。 小ぶりな襟は 剣先の開きが少ないクラシックな形。 是非 第一ボタンを締めて着ていただきたい。 今回は、チンストによる ネックの調節ではなく ボタンを2個付ける仕様。 右側の前立てには 別布を仕様。 1900年代初頭のシャツには 何故かこういった部分に 別布を使っている物を目にする。 理由はどうあれ、 その素材のクタリ感と 開けたとき チラッとポイントとなってくれるのが 嬉しい。 胸ポケットは ポケット口が斜めなパッチポケット。 折り返しの形状も 雰囲気として良いでしょう。 袖口には 裏側にシーチングが当てられ、あらいをかけた後の表情に 一役かっている。 更に、ボタンで 袖口を狭くする事も ↑のように。 お好みで どうぞ。 バックスタイル ヨーク無しの シンプルなスタイル とはいえ、裏側にはシーチングが当てられます。 洗いをかけると シーチングが縮み 良い感じの表情が生まれます。 とても柔らかい素材で仕上げられた その素材自体の表情や ヨレ感 着用時の 全体のバランス等 時間をかけて見て頂きたい1枚。 気になる方は 是非!。 ■取り扱い店■ ■札幌■ UNPLUGGED ■仙台■ ON THE EARTH CLASSIC ■東京■ JAM ■大阪■ Walls&Bridges
by tatamize99
| 2009-04-23 21:35
| SHIRT
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